2017年7月11日火曜日

コミュニケーション講座を実施しました


6月25日(日)13:30~16:00、人間関係がしんどい女子のための「気持ちが伝わるコミュニケーション講座」を実施しました。
定員を上回る申し込みがあり、当日は16人の参加がありました。

講師は臨床心理士の本多利子さんです。
ワークを交えてコミュニケーションの考え方をたくさん伝えていただきました。


ハートの絵に色を塗って今の自分の気持ちを表すワークでは、参加者全員、違うハートが完成しました。
グループで見せあってみると、同じ色でも人によって受ける印象が違うこともわかりました。


青色を見て「さわやかな感じだな」と思っていても、塗った本人の話を聞くと「実は…」と全く違う理由で選んでいることもあります。


他人から見えている自分の姿は自分の想像とは違うのかもしれないし、反対に自分から見えている他人の姿も違う一面があるのかもしれません。

そのあと、二人一組になって話を聞き合うワークでは3つのパターンを体験。

向き合って耳を傾ける聞き方と、よそ見をするような無関心な聞き方と、相手の話の腰を折る聞き方をやってみました。

ワークだとわかっていても、無関心だったり自分の話をさえぎられたりすると悲しい気分になります。
コミュニケーションは、一方通行なのではなく双方通行なのだと実感しました。

複数の人がアイデアを出し合うブレインストーミングでは、「お箸って何に使う?」というお題に「食事」「掃除」と出て、「わたあめ」「土をかき混ぜる」という変化球の意見も出ました。

グループ内で実際に困りごとを出す話し合いもしました。
1人で考え続けるよりも思いもよらないアイデアが生まれるし、アイデアを否定しないことが前提なので「こんなこと言ってもしょうがないかな」と遠慮せずに発言ができるようになりました。

最後はリフレーミングという考え方を教わりました。
だまし絵は、初めに見えていた絵が見方を変えることで違う絵にも見えるようになります。

私たちの考え方も同じで、思い込みの額縁を変えると角度が変わって新しい考え方が生まれます。

二時間半の講座はあっという間に終了。
終わった後も、みなさんお話をしたり連絡先を交換したり、初対面とは思えないほど打ち解けた雰囲気でした。

次回の「みんなでいっしょにスイーツづくり」は、7月13日(木)15:00まで申込みを受付しています。
講師は引き続き本多利子さんです。
コミュニケーション講座に参加できなかった方もぜひどうぞ。

F.K