2016年5月19日木曜日

すてっぷシネマ+おしゃべり会を実施しました


49日(土)、すてっぷシネマ『六月燈の三姉妹』を上映しました。映画の舞台は鹿児島のとあるシャッター商店街にある家族経営の和菓子店。大型ショッピングセンターの進出により客足減少に苦しむ商店街の生き残りにかけるという目標に一家総出で立ち向かうなか、それぞれが信頼を回復し、従来の「家族、結婚」という枠にとらわれない新たなつながりをつくっていきます。三姉妹とその家族の生き方を描いたハートフルコメディー。三姉妹を、吹石一恵さん、吉田羊さん、徳永えりさんが演じました。

111人の皆さんにご参加いただき、「毎回楽しみにしています」「次回はいつですか」などの声を掛けていただきました。


  上映のあと、9人のみなさんにご参加いただき「おしゃべり会」を開催しました。リピーターが2人。友だち同士、誘い合っての参加もありました。

登場人物の生き方、家族のあり方、鹿児島との関わり等を語りあいました。「女性が自分で自分の生き方を決めている」「それぞれ問題を抱えているが前向きに生きている。常識にとらわれる必要はないことがわかった」「家族もいろいろかカタチがある」「映画は自分が知らない世界を教えてくれる」等の意見がでました。
 

最後に各自が好きな映画を紹介しました。『ローマの休日』『十戒』『南太平洋』など海外の名作から、『典子は、今』『小さいおうち』の日本映画まで、それぞれが作品に対するおもいを語りました。

アンケートより
・しみじみと淡々と流れていくような映画で、鹿児島の地元の雰囲気がよくわかりました。(ことば、文化、家族、地域社会など)
・大きな盛り上がりがあるわけではなく、どこにでもある家族の日常を描いた映画なのでしょう。人それぞれにいろいろ事情をかかえて皆、生活していっているのですね。
・なにげない家族のお話なので、気ばらずに観れました。色々地方にも問題もあるでしょうが、明るく毎日を送っている人々のくらしを想像していました。映画のようにはいかない事も本当の所あるでしょうが、人間の心のもちようが楽しくて、ほっこりしました。
・女性それぞれの生き方、多様な「満足」があると思います。
 
H.O