思っていても、なかなか言葉にしづらいことがあります。
それを誰かが見事に代弁してくれて
「私もそう言いたかったんだ!」と気持ちがスッキリした経験、ありませんか?
2003年に出版された「負け犬の遠吠え」という酒井さんのエッセイが話題になり、
30代以上・未婚・子どもがいない私は「そうそう!」と頷きながら読みました。
以来、共感率8割の酒井さんのエッセイを愛読しています。
先日、安全保障の仕組みを変えようとする日本政府への抗議行動のニュースで
「わが子を戦場に送りたくない」
という理由で参加したとインタビューに答えている同世代女性を見て、
「私の反対理由に、これは無いな…」とモヤモヤした気持ちになりました。
そして、酒井さんだったらこの状況をどんなエッセイにするだろう、とも思いました。
同じ女性で同じ世代でも、それぞれの立場で意見が違うのは当たり前ですし、
同じ意見で理由が違っていても構わないはずです。
モヤモヤで立ち往生するのではなく、自分なりの考えを持つことを、時間がかかってもあきらめずにしていきたいと思います。
ちなみに、すてっぷ情報ライブラリーには酒井さんの本が13冊あります。
興味のある方は、どうぞ。
O・Y