2015年7月24日金曜日

酒井順子さんのエッセイ

 
思っていても、なかなか言葉にしづらいことがあります。

それを誰かが見事に代弁してくれて

「私もそう言いたかったんだ!」と気持ちがスッキリした経験、ありませんか?

 

2003年に出版された「負け犬の遠吠え」という酒井さんのエッセイが話題になり、

30代以上・未婚・子どもがいない私は「そうそう!」と頷きながら読みました。

以来、共感率8割の酒井さんのエッセイを愛読しています。

 

先日、安全保障の仕組みを変えようとする日本政府への抗議行動のニュースで

「わが子を戦場に送りたくない」

という理由で参加したとインタビューに答えている同世代女性を見て、

「私の反対理由に、これは無いな…」とモヤモヤした気持ちになりました。

 

そして、酒井さんだったらこの状況をどんなエッセイにするだろう、とも思いました。

 

同じ女性で同じ世代でも、それぞれの立場で意見が違うのは当たり前ですし、

同じ意見で理由が違っていても構わないはずです。

 

モヤモヤで立ち往生するのではなく、自分なりの考えを持つことを、時間がかかってもあきらめずにしていきたいと思います。

 

ちなみに、すてっぷ情報ライブラリーには酒井さんの本が13冊あります。

興味のある方は、どうぞ。

 

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