2015年1月30日金曜日

「このまちで楽しく生きる~仕事人間じゃない、新しい自分~」開催しました!

仕事はバリバリ〇〇年、でも地域への溶け込み方が分からない、まちづくりに興味がある…などなど。
去る1月24日(土)に実施された講座、「このまちで楽しく生きる」は、様々なキーワードに興味を持たれた、37名の参加者の皆様にお集りいただき、おかげさまで大盛況のうちに終えることができました。

今回、事例紹介の講師としてお迎えしたのは、とよなか市民活動ネットきずな代表理事の、永田良昭さんと、伊丹酒蔵通り協議会事務局長の扇田行雄さん。地域に根差した市民活動を続けて来られたお二人から、事例紹介という形でお話をお伺いしました。

永田さんからは、介護や中間支援の分野でのご経験から「自分の得意分野や、関心が持てる場所に具体的に出かけていき、そこで楽しい時間を過ごすことができると、人との繋がりが広がり、究極の介護予防にもつながる」、そして、「色んな人がいる、と割り切る『いいかげんさ』を持つことが、活動を続けていくコツ」という趣旨のお話をいただきました。


もう一人の講師、扇田さんからは、現在、全国から注目を浴びている伊丹のまちづくりの事例をご紹介いただきました。「老いも若きもみな楽しく、まちを舞台に好きなことを楽しんでいるうちに、いつの間にかまちづくりの当事者になっている」という、何とも素敵な事例を丁寧にご紹介いただき、「覚悟や決意ではなく、これができたら楽しいだろう、と考えて一歩踏み出すこと」「若い人を巻き込もうと思うなら、自分から歩み寄ることが大切」との貴重なメッセ―ジをいただきました。


講師のお話に触発されたのか、後半の意見交換会も大盛り上がり。様々な人とおしゃべりの輪が広がって、参加者の皆さんも楽しそうにされていました。実は、この講座に参加されたこと自体、一歩“まち”に踏み出したということ。皆さんが今後、どのようにまちを楽しんで生きていかれるのか、とても楽しみです。(A.E)