雑誌、新聞、ネット、テレビ…私たちのまわりにも子どもたちのまわりにもたくさんのメディアがあふれています。
今回はテレビに注目して、楽しく「テレビと子育て」を考える全3回講座を企画しました。
4月21日(月)は第一回「私のメディア史、私たちのメディア史」。
前回のメディア・リテラシー講座からのリピーターの方たちや新たに関心をもって集まった方たちでわきあいあいと始まりました。
「身のまわりにメディアがまったくない社会を想像してみましょう」という話題で盛り上がった後は、いよいよ「私のメディア史」を振り返ります。
乳幼児期から現在までそれぞれの時期に、どんなメディアと接してきたか・どうつきあってきたかを各自で記入していきました。
書いているうちに印象的だったテレビ番組を思い出したり、映画をよく観ていた時期がはっきりしたり、次々とメディア体験が浮かんできます。
次は、記入した「私のメディア史」を持ってグループに分かれて「私たちのメディア史」の
作成スタートです。
楽しくおしゃべりしながらどんどんシートを埋めていきます。
30代から70代まで幅広い年齢層の方が参加していたので、年代ごとに接してきたメディアの違いが出てきたり、意外と共通する部分があったり、おしゃべりの種はつきません。
年表の社会的な出来事やメディア関連の出来事からも話はふくらみました。
完成した「私たちのメディア史」はグループごとに発表しました。
その後の人生に影響を与えた時期でまとめたグループやメディアの種類ごとにまとめたグループなど、それぞれ特色のある「私たちのメディア史」になりました。
「子育て期は自分のメディア選択=子どものメディア選択になっていて、子育てそのもの」
「小さい頃からメディアの内容が女の子向け男の子向けになっていることを思い出した」
という発言もありました。
メディア体験の振り返りを通して、メディアは個人的な楽しみや興味をもとに成り立っているだけでなく、社会の産業や制度の一部として「ここにある」ことが見えてきました。
★今後の「メディアでおしゃべり」の予定
5月19日(月) 10時~12時
おしゃべりのテーマは「子どもが登場するニュース」です。
6月16日(月) 10時~12時
おしゃべりのテーマは「テレビCMが語る『家族』」です。
ただいま申し込み受付中です。
くわしくは
すてっぷのホームページをご覧ください。
F.K