2017年6月22日木曜日

自習室Myすてっぷ
6月24日(土)、25日(日)開催します!!




 すてっぷでは、就職活動や資格取得の勉強のために、空室の開放を行なっています。
自習室Myすてっぷは、「情報ライブラリーカード」をお持ちの方が使える無料の自習室です。
原則として、土日祝日の10時~17時のうち、空室がある場合のみの開催となります。
ロビーは2時間以内を目安にご利用いただいていますが、自習室は開催時間中であれば、自由にお使いいただけます。


【今後の開催日時】

6月24日(土)10:00~17:00
6月25日(日)10:00~17:00


 【ご利用方法】
・無料です。
・開催時間15分前より受付けます(終了時間の30分前まで受付)
・受付カウンターで「情報ライブラリーカード」をご提示のうえ、受付表にご記入ください。
・情報ライブラリーカードは、すてっぷ情報ライブラリー(図書室)にて無料で作ることができます。ご本人確認のできる書類(免許証・保険証など)をご持参のうえ、情報ライブラリー開室中にお手続きください。

【お願い】
・自習室内ではお静かにお願いします。
・食事はご遠慮ください。
・ゴミはお持ち帰りください。

自習室では、『すてっぷ』でのイベント案内チラシや各種リーフレットなどの配布、ジェンダー問題や生き方に関する本のご紹介などもしています。
すてっぷの講座・イベントについての詳細は  コチラ や、館内チラシなどをご覧ください。

 K.M

2017年6月20日火曜日

知らなかった戦争の頃の生活「戦下のレシピ」

戦下のレシピ~太平洋戦争下の食を知る~
著/斎藤美奈子
岩波書店 岩波現代文庫 2015年
383/サ

手に取ったのは、さほど真面目な理由ではありません。
たまたま、最近観たアニメの舞台が昭和12年くらいで、それは時代考証が大変丁寧に詳しく作られた作品でしたが、わたしが想像していた「戦前」とは違っていました。

物語の中の「戦前の日本」は文化的でオシャレで、どこか明るい雰囲気すらありました。
そんなわけで、実際にどんな暮らしだったのか、という興味半分で手に取ったのがこの本です。



さて、わたしが知っている太平洋戦争下の食といえば、
「お米がない」「配給」「闇市」のイメージです。

出征する息子に、闇市で手に入れたお砂糖であんこを食べさせたのは
「終戦のローレライ」だったか…
「火垂るの墓」は何回観ても泣くし、ドロップの缶をみると切なくなる。
「この世界の片隅に」で、米を少しでもかさ高く炊く、すずさんの苦労。

でも、よく考えると戦前の生活って知らないのです。
戦前といっても、太平洋戦争前は15年戦争の最中で、戦時下でもあったはずです。
その頃の生活も、この本ではまとめられています。

・産業革命で豊かになっていく都市生活
・ハイカラなものが流行る
・銀座にデパートができる
・コロッケもライスカレーもキャラメルも普通に庶民が食べてる
・オシャレな婦人雑誌がハイカラな料理のレシピを紹介

ちなみに、この時代の婦人雑誌が初めて「母の手作り=愛情」を謳っています。
母の手作り、古きよき日本の母イメージはこの時期に作られたものなのですね。

(そもそも農村などは貧しくて調理したおかずが並ぶようなことがない)
(江戸時代は女性が働くのは当たり前で裕福な家の炊事は奉公人の仕事)

なるほど、
・この時代は新しいものがどんどん取り入れられて、
・一家総出で働く貧しさから解放されて、
・主婦という新しいポジションが生まれた時代
なんですね。

一方で、女性が、「職業婦人」といわれるような、
下働きや家業ではない働き方を始めた時代でもあるのが対照的です。

都市に住む市井の人にとっては、
豊かな明るい未来に向かっていたつもりなのだろうなあ…と、
この本からは感じられました。
(もちろん、女工哀史や当時の農村などの過酷さも現実としてあって)
(さらに、正しい国際情勢は伝えられず、太平洋戦争へと続く未来ですが)

そしてもう一つ。
戦争のもっと以前から、
日本は人口増などに農業の発展が追いついておらず、米不足で輸入に頼っていました。
このため、国策で「米を食べない」ように求められて、代替食として小麦粉の料理が紹介されています。
日本は戦前から、米が足りていなかったのです。(約2割が輸入だった)

戦争だから米がなくなったのではなく、
・もともと少なかった
・凶作が起こる
・戦争で物流や産業が軍需一極集中する
・生産できない、流通が麻痺する、燃料がないから漁もできない
などなど、戦争によってあらゆるライフラインが破壊されていくのです。

これらのことが、当時の婦人雑誌などを元に淡々とまとめられています。
文庫サイズでさらっと読める語り口。
戦争下では女性が、家庭が、そしてそれに支えられる「文化」が
どのように破壊されていくのか、が、生活目線でよくわかります。

あからさまな反戦の物語ではありません。
だからこそ、戦争がどのようなものか、説得力がある一冊でした。

S.F





2017年6月19日月曜日

市民活動ビギナーズ講座を実施しました

市民活動ビギナーズ講座
2017年6月3日(土)14:00~17:00


すてっぷの事業の1つに、男女共同参画を推進する市民活動の支援があります。
その一環で、今年度から新しく「若い世代支援事業助成金事業」を実施することにしました。

ねらいは、2つ。
1つは、次代を担う若い世代に対して男女共同参画を推進していきたいということ。
もう1つは、様々な市民活動の中に男女共同参画の推進という視点を取り入れていただくこと。
特に男女共同参画と自分たちの活動の接点を意識したことのない団体への応募を促すため、申請書作成のポイントが学べる市民活動ビギナーズ講座を開催しました。
当日は、これまですてっぷを利用したことのない団体、これから団体を立ち上げようとしている人の参加もありました。

講座は2部制で、第1部ではすてっぷ事務局長の西村が講師となり、男女共同参画は身近なテーマであり、それぞれの活動や企画と必ず関係していることを説明しました。それから、参加者に各団体と男女共同参画の接点について思ったことを話してもらいました。

第2部は、とよなか市民公益活動共同体らっぷの横山佳代子さんが講師となり、まず助成金事業とは何か、企画のポイント(助成する側の視点、助成金事業をすることで自分たちの団体がどう変化するのかなど)を具体的に説明されました。その後、実際に若い世代支援事業助成金事業の申請書を書く時間を取り、参加者は不明な点などを講師に質問し、アドバイスをもらうなどして、より明確な表現で申請書を書き進めることができました。

最後に、参加者はグループに分かれて互いの申請書を読み合い、確実性や独自性などが読んだ人に伝わるかどうか、「愛のある」意見交換もしました。

参加者同士の意見交換は、プレゼンの予行演習にもなり、対象が近い団体同士の連携の可能性も話題にのぼるなど、予想以上に発展の可能性が感じられる講座になりました。

<講座終了後のアンケートより>
・手厚い内容で、とてもよかったです。
・勉強になりました、ありがとうございました。
・助成金、がんばります!!
・まだ団体は作っていないのですが、目標とするところ、軸にするところが見えてきてよかったです。メンバー間でも共有していきたいです。(烏合の衆では意味がないので)

★「若い世代支援事業助成金事業」の応募〆切は6月10日で、12団体から申請がありました。
審査結果は、後日、すてっぷHPなどでお知らせいたします。

(Y.O)


2017年6月17日土曜日

スタッフおすすめ本紹介『ヨチヨチ父ーとまどう日々ー』

『ヨチヨチ父 ―とまどう日々―』 ヨシタケ シンスケ/著  
赤ちゃんとママ社 599/


あなたのまわりにもいるかもしれません。
ヨチヨチ父だった人、
今まさにヨチヨチ父な人、
これからヨチヨチ父になるかもしれない人・・・。

慣れない育児に奮闘し、ママの怒りを上手にかわす。
(=ヨチヨチ父)

わが子との生活の中で親がどのように成長するのかが、
この1冊にギュッと詰まっています。



「育児幸せ」「子育て楽しい」という、美しい部分だけではない、「子育てって大変だよね」「育児って、楽しいばかりじゃないよね」という、言いたいけれど言えないところが、シュールな絵と文によって描かれています。

子育ての中で必ずといっていいほど経験する場面がいくつも描かれているのですが、思わずアハハと笑ってしまう場面も!

赤ちゃんを抱き上げると荷物の重さでベビーカーがひっくり返ったり
慢性的な寝不足に悩まされたり
爪切りに緊張したり

もしかすると、育児ってこのタイヘンでバタバタした状態を「楽しい」と思えるよう気持ちを変えていく作業なのかもしれません…。

出産を迎えるママパパにも、最近こどもの話ばかりで関係が少し微妙だななんて夫婦にもオススメです。

まさに、パパ共感。ママ落胆。
  

M.Y

2017年6月15日木曜日

自習室Myすてっぷ
6月17日(土)、18日(日)開催します!!





 すてっぷでは、就職活動や資格取得の勉強のために、空室の開放を行なっています。
自習室Myすてっぷは、「情報ライブラリーカード」をお持ちの方が使える無料の自習室です。
原則として、土日祝日の10時~17時のうち、空室がある場合のみの開催となります。
ロビーは2時間以内を目安にご利用いただいていますが、自習室は開催時間中であれば、自由にお使いいただけます。


【今後の開催日時】

6月17日(土)10:00~17:00
6月18日(日)10:00~17:00


 【ご利用方法】
・無料です。
・開催時間15分前より受付けます(終了時間の30分前まで受付)
・受付カウンターで「情報ライブラリーカード」をご提示のうえ、受付表にご記入ください。
・情報ライブラリーカードは、すてっぷ情報ライブラリー(図書室)にて無料で作ることができます。ご本人確認のできる書類(免許証・保険証など)をご持参のうえ、情報ライブラリー開室中にお手続きください。

【お願い】
・自習室内ではお静かにお願いします。
・食事はご遠慮ください。
・ゴミはお持ち帰りください。

自習室では、『すてっぷ』でのイベント案内チラシや各種リーフレットなどの配布、ジェンダー問題や生き方に関する本のご紹介などもしています。
すてっぷの講座・イベントについての詳細は  コチラ や、館内チラシなどをご覧ください。

 K.M

2017年6月8日木曜日

自習室Myすてっぷ
6月10日(土)午前のみ、11日(日)開催します!!





 すてっぷでは、就職活動や資格取得の勉強のために、空室の開放を行なっています。
自習室Myすてっぷは、「情報ライブラリーカード」をお持ちの方が使える無料の自習室です。
原則として、土日祝日の10時~17時のうち、空室がある場合のみの開催となります。
ロビーは2時間以内を目安にご利用いただいていますが、自習室は開催時間中であれば、自由にお使いいただけます。


【今後の開催日時】

6月10日(土)10:00~12:00(午後は満室のため開催ありません)
6月11日(日)10:00~17:00


 【ご利用方法】
・無料です。
・開催時間15分前より受付けます(終了時間の30分前まで受付)
・受付カウンターで「情報ライブラリーカード」をご提示のうえ、受付表にご記入ください。
・情報ライブラリーカードは、すてっぷ情報ライブラリー(図書室)にて無料で作ることができます。ご本人確認のできる書類(免許証・保険証など)をご持参のうえ、情報ライブラリー開室中にお手続きください。

【お願い】
・自習室内ではお静かにお願いします。
・食事はご遠慮ください。
・ゴミはお持ち帰りください。

自習室では、『すてっぷ』でのイベント案内チラシや各種リーフレットなどの配布、ジェンダー問題や生き方に関する本のご紹介などもしています。
すてっぷの講座・イベントについての詳細は  コチラ や、館内チラシなどをご覧ください。

 K.M

2017年6月6日火曜日

新幹線の中で泣きました。 【元気になるシカ】


東京 KADOKAWA 2016.9
(メディアファクトリーのコミックエッセイ)
916/フ

去年の春頃、ネットで流れてきた漫画で印象に残っていたものが書籍化されました。

とてもいい内容だと思っていたので「情報ライブラリーに入れたい」と思っていました。

その、念願かなって所蔵した本です。
わたくし、これでもオタクのはしくれですので、コミックエッセイにはうるさい方です。それでも絶対これは買いです。






主人公は、アラサーからアラフォーにさしかかる、BL漫画を描いている漫画家。
藤河るりさん(@shika888

〆切明けに台湾に旅行しようと成田空港で搭乗待ちしていた時に激痛に襲われます。
一人旅です。

出国手続きも済ましていた免税店で倒れて救急車で運ばれると、
「卵巣嚢腫が捻転している」「精密検査へ」と。
もちろん台湾には行けません。

精密検査の結果は「卵巣がん」かなり進行していて入院に。
「がん」だということにまずショックを受けますよね…。

主治医はズバズバとものを言うタイプで超ドS。
全摘出するのか、検査の結果では微妙な状況を説明されます。
全摘出すれば、もう出産はできません。

彼氏もいない、出産も予定がない。だからって決断は簡単じゃない。

ここまでは、ドSでズケズケ物言う主治医が、ぽろっとこぼしたセリフに、
わたしは読んでいた新幹線の中で泣きました。

その後の抗癌剤治療、髪が抜けていくこと、吐き気、食事…。
わたしたちが「なんとなく」しか知らなかった「がん治療」について、
包み隠さず、でもどこか前向きな明るさで描かれます。

途中、何度もつらくて悩んで葛藤する。
そのことも、きちんと描かれている。(でも絵はシカww)

その中で、何を食べて、何を心がけて、そして漫画家という仕事に戻るまで。
支えてくれる友人のセリフ。仕事先の編集者の励まし。
もし同じ状況になった時、何を持って入院すれば便利か、などなど。

藤河さんのブログでも本文が紹介されているので、
気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。

ブログは漫画家らしく、漫画の作画プロセスなども紹介されていて面白いです。
イマドキはパソコンで漫画を描くのですが、その機材やソフトも見れますよ。
漫画家になりたいなー、という方にもオススメ。

本は情報ライブラリーで所蔵しています。
貸出中なら予約もできますのでカウンターまでお声掛けください。
ぜひ、紙の本で、
できれば泣いても大丈夫な場所で、じっくり読んで欲しい一冊です。

S.F